ここでは、スケッチのしかたを学習します!Let’s study!
みなさん、スケッチをしたことはありますか?幼稚園や小学校で、植物の花や昆虫、もしかしたら風景を描いた人もいるかもしれません。ただ、理科でのスケッチは、今までの絵の描き方や美術でのデッサンとは大きく違うんです。まず、私が描いた2つスケッチを見てください。どんな違いがありますか?
2枚のスケッチの違いはわかりましたか?
描き方に大きな違いはありませんか?
気づいている人もいるかもしれません。この1つのスケッチの例では確証が持てないと思うので、もう1つスケッチの例を出します。(ちなみにタンポポの花のスケッチです。)
どうでしょうか?線の描き方が大きく違うのに気づきましたか?
左側は、線を重ねて輪郭を形成しているのに対して、右側は、一本の線ではっきりと描いています。個人的には、左側のタッチの方が好きなのですが、理科のスケッチでは、右側の一本の線ではっきり描くことが正解になります。その他にも「スケッチのきまり」があるので、教科書P18の「スケッチのしかた」で確認しましょう。
write | N1-1の「1 スケッチのきまり」にまとめましょう。 |
スケッチのやり方が確認できたら、早速、スケッチの練習をしてみましょう!
【初級編】 自分の利き手で無い手の親指(指先から第一関節まで)
Try1 | N1-1の「1 スケッチのきまり」の〇の中にかく。 |
【中級編】 身の回りの植物の葉
【上級編】 身の回りに咲いている花(もしくは、動物)
Try2 | N1-1の「2 探せ!芝東中自然公園のきれいな花」の四角の中にかく。 |
どうでしょうか?うまくかけましたか?きまりを守って描くとかなり難しかったと思います。そして、なんと言っても、”今まで、自分は色々なものをちゃんと観ていなかったんだなぁ…”と思いませんでしたか。ここがスケッチをよることの最大のメリットです。勉強する前の君たちは、「スマートホンやタブレットで写真が撮れば良くね!」と思っていませんでしたか?実際問題、わざわざ家から紙と鉛筆を持ってスケッチする人はほぼ皆無でしょう。しかし、スケッチをすることで、普段気づけなかったことに気づいたり、新たな発見があったりします。皆さんも、たまには1つのものをよ~く観察してみませんか?
Check | N1-1の「3 知識の確認」をやってみよう! |